プール熱とは
プール熱とは、アデノウイルスを原因とする風邪の一種で、プールで感染することが多いことから「プール熱」と呼ばれている。
アデノウイルスには塩素消毒が有効で、幼稚園などの家庭用プールを用いた水遊びでの感染が多く、しっかりと塩素消毒されたプールでの感染は少ないようです。
じゃぶじゃぶ池でプール熱
夏休み、某大型公園にあるじゃぶじゃぶ池で、小学生の子どもと一日中遊んだ結果、子どもがアデノウイルスに感染しました。
じゃぶじゃぶ池に行ってからちょうど1週間後に38.5℃くらいまで発熱し、その後も4日程度39~40℃の熱が続きました。
本人は元気でしたが、今まで数日間高熱が続いたことがなかったので、心配になり発熱3日目に病院に受診に行くと、アデノウイルスが検出されました。
できることは、安静にして、水分をしっかりとり、合わせて塩分などのミネラルも摂取することくらいで、特に治療はないとのことでした。
ただ、原因がわかっただけでも親としては心理的には楽になりました。
発熱後の様子
以下、子どもの様子の記録。
1日目 : 38~39℃の発熱
2日目 : 39~40℃の発熱、のどが少しあれている
3日目 : 39~40℃の発熱、のどが痛くなってきた、鼻が詰まってつらそう
4日目 : 38~40℃の発熱、鼻が詰まって眠れない
5日目 : 39~40℃の発熱、鼻詰まりが続いている
6日目 : 37.5℃の発熱、鼻詰まりも改善して元のわがままに戻ってきた
夜には平熱に戻った
熱が高くなったらカロナール300を使いながら、様子見。
発熱と鼻づまりによる口呼吸で、のどが渇くので水筒を持たせて、一日中すぐに水を飲めるようにしました。
気持ち悪さがあったときも、冷ための水を飲むことですっきりして寝付くことができたそうです。
病院にかかる判断基準
お医者さんに熱が出たときに病院にかかる判断基準を聞いてみました。
そのお医者さんは、「発熱の高さ」より、「本人の様子」が重要だと教えてくださいました。
40℃程度の熱は珍しくなく、本人に食欲もあり元気に活動できていれば、そんなに心配することはないとのことでした。
ただ、逆に大した熱ではなくても、本人がぐったりしていたり、いつもと様子が違う場合は、受診することを勧めるとのことでした。
「子育て四訓」にも書いてある通り、自分での体調管理が難しい少年期は、しっかりと様子を見ておいてあげることが、病気においても大切なんだなと思いました。
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