家で大量の虫発生
今日は本当に気持ち悪かった。
仕事が終わり、家でまったりしていると、子供が「きてー！早くきてーー！」と大声を出していた。
急いで子供たちのもとへ行くと、照明いっぱいに小さな虫が張り付いていた。
『うわ、きっも！』
と、思わず言ってしまうほど、大量の虫だった。
「なんでだ？」「こんなに大量にどこから入った？」「むしろどっかから湧いたのか？」などと考えているときに、ふと壁を見ると壁一面にも小さな虫が張り付いていた。
『うわ、きっも！』
全部で何百匹はいるようだった。
正体はまだわからないが、所詮数mmの虫なので、とりあえず殺虫剤でやっつけた。
あっさりやっつけることができ、床にポロポロ落ちたものがこれ↓です。
一角でこの量でした。
全体ではこれの数十倍いたので、掃除も大変でした。
この虫の正体を調べてみると、発生した時期とネットの画像から、キイロシリアゲアリというアリだと断定しました。
そこには、「９月頃、雨が降った後の晴れた日の夕方に、繁殖のために結婚飛行に飛び立つ」と記載されていました。
まさに、９月で、昨日まで数日雨が降っていて、今日は久しぶりに晴れていた。そして今は夕方。
生態にピッタリ合致した。
正体がはっきりして、屋内で発生したのではなく、網戸の隙間から入ってきたことがわかって、少しほっとした。
とはいうものの、これ以上侵入してほしくないので、雨戸を閉めようと窓を開けたら、そこには10mm弱の大きな羽アリがいた。
たぶん、このコが女王アリなのだろう。
申し訳ないが、そのコがいるとまた大量の羽アリが寄ってきそうだったので、退治させていただいた。
この後、殺虫剤をまいたところを拭きあげて、大量の羽アリ発生のクエストは終了した。
羽アリの発生条件
大量の羽アリは、４～１１月頃の広い期間で種類を変えて発生するようです。
雨の降った後の晴れた日に飛ぶことが多いようです。
特に、６～７月に発生する「トビイロケアリ」や９～１０月に発生する「キイロシリアゲアリ」は、夕方や夜に飛行するため、屋内の明かりが漏れていると、その光に集まってしまい、網戸の隙間などから屋内に侵入してきてしまうそうだ。
まだまだキイロシリアゲアリの発生時期が続くので、夕方になったら早めに遮光カーテンなどで外に光が漏れないようにすることを皆様におすすめします。
以上、気持ち悪いお話でした。
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